1740,ご当地ソング、日本の旅、その10

そろそろ地元に戻ろうか、と横浜を考える。かつて、いしだあゆみが「街の明かりがとても綺麗ね、横浜、ブルーライト横浜」と歌った横浜である。住み着いてもうどのくらいになるのかと改めて考える。私の住まいは山の横浜である。旅先であった人には、横浜といっても海に出るのには30分以上もかかる山里に住んでおりますと自己紹介するほど、港からもかけ離れた山の横浜が住所である。だから、地元とも思えず、でも横浜から来たと言わざるを得ない住まいなのだった。まあそんな地元のご当地ソングを考えている。


かつて、青江三奈が歌った。
あなた知ってる、港横浜、街の並木に潮風吹けば、花散る夜を惜しむよに伊勢崎辺りに灯りがともる
恋と情けのドゥドゥビ シュビドゥビ シュビドゥヴァ 灯はともる

あたしはじめて、港横浜、雨がそぼ降り汽笛が鳴れば.、波止場に別れを惜しむよに伊勢崎辺りに灯がともる
夢を振りまくドゥドゥビ シュビドゥビ シュビドゥヴァ 灯はともる

あなた馴染みの、港横浜、人に隠れて、あの娘が泣いた、涙が花になるときに伊勢崎辺りに灯がともる
恋のムードのドゥドゥビ シュビドゥビ シュビドゥヴァ 灯はともる
伊勢佐木町ブルースってこんな歌だった。恍惚のブルースなんて歌もあった。女の命は恋だから、恋におぼれて、流されて、死ぬほど楽しい夢を見た、あとはおぼろ、あとはおぼろ、ああ今宵また忍び寄る、恍惚のブルースよ…青江三奈は何度も紅白でも活躍したが、すい臓だったか、がんを患い59歳の若さで急逝した。


もう一人選ぶとすれば五木かもしれない。五木ひろし、横浜たそがれだ。
横浜たそがれホテルの小部屋 口づけ残りが煙草の煙 ブルース 口笛 女の涙
あの人は いっていってしまった あの人は いっていってしまった もう帰らない

裏町スナック酔えないお酒.行きずり嘘つき気まぐれ男 あてない恋歌流しのギター
あの人は いっていってしまった あの人は いっていってしまった もうよその人

木枯らし思い出グレーのコートあきらめ水色冷たい夜明け海鳴り灯台一羽のカモメ
あの人は いっていってしまった あの人は いっていってしまった もうおしまいよ

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