1754,令和7年初不動

今年もこの収めのだるま市から、ブログを再開する。
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齢傘寿を超え、元気なことだけが取り柄なのかなと、妻と二人朝餉お済ませると、バスの飛び乗った。
早いバスで、20分足らずで、目的のバス停に着く。いつもはもう少し遅い到着で、参拝を終えだるまを抱えた人とも行き会うのだが、本当に今日は縁日だったろうかと心配になるような静寂に包まれた真福寺あたりである。何年ぶりかの参拝だった家内は物珍し気に辺りを見回している。やがて小径に曲がると、坂が始まり出店が目立ちだす。広島焼やらイカ焼きやら、においが漂う。毎年出ている店が続き、立ち止まる参拝客も多い。平日なので近在の人ばかり、老人が多いようだ。植木や百合の球根、小菊の苗などが並ぶ先に七味の唐辛子の出店も続く。鋏やヤットコ、大工道具が並び、ばあさんが鍬のような農具を手にしている。農村だなと嬉しくなる。
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やがて坂道が行き当たり、左に折れるとその先に麻生院不動の屋根が見える。境内は高みにあり、階段下からだるまを扱う出店だ見える。大小のだるまが並び、相州だるまの文字が躍る。見上げる境内の上は何本もの旗指物が風に揺れ、人群れが見えている。
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